■はじめに
この「ソースプリンシプル(ソース原理)まとめページ」は、『Work with Source』著者トム・ニクソン氏との2021年からのトムの本の内容に基づく、ダイアログやインタビュー、JUNKANグローバル探究コミュニティ(発起人:吉原史郎(本記事の執筆者))とのコラボレーションのワークショップ等の一連の学びをまとめたページとなります。ぜひ、ソース・プリンシプルの学習用としてご活用ください。本ページは、「来日時のトムへのインタビュー動画」、「集約編」、「基本編」、「大前提編」の4つから構成されています。
*JUNKANグローバル探究コミュニティとは、メンバー全員がJUNKAN(循環畑・循環プランター・土中環境改善等)を日々の暮らしの中で実践し、身体にJUNKANの感覚を宿しながら、組織経営とマネーについても、探究実践していくコミュニティです。多様な分野で活躍する仲間達が集っています。
*JUNKAN(いのちの循環)とは、「共に暮らす、あらゆる生き物の “いのち” の相互の繋がりから生まれてくる自然な流れ」を意味しています。こちらの動画もご参考下さい🍂
https://m.youtube.com/watch?v=K7rhicn2UKs&autoplay=1
🌳「来日時のトムへのインタビュー動画」では、「ソース・プリンシプル(ソース原理)~組織という思考を越える“新しいレンズ”~Beyond Organizational Thinking」についてのトムへのインタビューとなります。
🌳「集約編」は、トムからJUNKANコミュニティ向けのセッションのサマリーとなっています。ソース・プリンシプルの実務的な要点を大まかに知るための内容です。まずは、こちらから学び始めて下さい。
🌳「基本編」は、ソース・プリンシプルの基本的な内容を、用語の意味も含めて、トムへのインタビュースタイルで、理解を深めていく内容になっています。一部、集約編との重複もありますが、復習も兼ねて、ご活用下さい。
🌳「大前提編」は、集約編と基本編の内容をもとに、それらの大前提となっている内容を、トムへのインタビュースタイルで纏めています。また、ソース・プリンシプルの生みの親(提唱者)であり、トムのお師匠でもあるピーター・カーニックさん(スイス在住)との対話内容も、執筆者の吉原史郎がピーターさんのご自宅にホームステイさせて頂いた際の対話をもとに纏めさせて頂いています。合わせて、ご活用下さい。
これらの動画と記事を通じて、トムが2021年に出版した著書に書ききれなかった内容や書いた後に発見した最新の学びを、皆さまの学習と実践の参考にしてもらえたらと思っています。
「ソースである」という土台の上にこそ、「ソースになる」が花開いていく
ソース・プリンシプル(ソース原理)は “Life(暮らし)からWork(お仕事)” まで、多様な範囲に活用できる実践知となります。また、理論ではなく、さらに、自然法則程の普遍性は備えておらず、まさに実践知に該当します。「プリンシプル」という言葉に込められた、考案者のピーター・カーニックさんの想いはこちらのインタビュー記事をご参照ください。
ただ、焦点が当たりやすいのは、「ソースである」ではなく、分かりやすい「ソースになる」となる傾向があります。さらに、「ソースになる」の中でも、「Life(暮らし)」よりは「Work(お仕事)」に焦点が向かっていく傾向があります。ソース・プリンシプルを学ぶ前に、この傾向について、自覚的になっておくことが、私たちに不可欠であり、健全な学びへと繋がっていきます。
■来日時の動画 ~ソース・プリンシプル(ソース原理)~『組織という思考を越える“新しいレンズ”』 Beyond Organizational Thinking~
動画のリンクはこちら
① 「ソースである」と「ソースになる」の質感は? ~「誰もがソースである」~
② ティール組織とのブリッジ(共感点)とユニークさ(違い) ~ トムとフレデリック・ラルーさんとの対話から ~(3:25~)
③ 「マイパーパス」に込めた想いは? ~個人のビジョンと集合知の共存~
④ アーティストとしての「ソースの役割」 ~いわゆる役職や役割ではない~
⑤ ソース・プリンシプルの理想的な伝え方 ~日常から掴んでいくことが大切~
■【まずはここから!】集約編 ~実務的な要点を大まかに知る~ ※動画&ログ
1.ソース・プリンシプル集約編【その1】ソースプリンシプルの内容と利点
「ソース・プリンシプルとは何か?最も重要な考え方は何か?」
「ソース・プリンシプルを使うことの利点は?」
2&3.ソース・プリンシプル集約編【その2&3】トムのストーリー&ソースとクリエイティブフィールド
「ソース・プリンシプルについてのトムのストーリー」
「ソースの役割とクリエイティブフィールド」
4&5.ソース・プリンシプル集約編【4&5】 ソースコンパスと4つの実践のポイント
「イニシアティブの誕生とスペシフィックソース」
「ソースとしての振舞いを支えるソースコンパス」
「ソースコンパス実践時の4つの振る舞い」
■基本編 ~基本的な用語の意味と背景をトムへのインタビューを通じて理解を深める~
「ソースとは?」「アイデアとイニシアチブとは?」
「スペシフィックソースとは?」
「ソースの4つの役割と”インテグリティ”」
「ソースにとって重要となる態度や姿勢、考え方とは?−ポラリティと愛−」
■大前提編 ~集約編と基本編の前提内容を、トムとトムの師匠であるピーターへのインタビューを通じて理解を深める
全体理解の要所中の要所
原書に立ち還る
過剰な組織視点の4つの懸念と著者トムのストーリー
『ソース(Source)』や『プリンシプル(Principle)』という言葉を選んだ背景
「ソース・プリンシプル(Source Principles)」を学ぶ前に、読者の私たちが備えておくと良い「思考態度や姿勢」
「ソース・プリンシプル(Source Principles)」の実践書である『Work with Source』のタイトルに著者のトムが込めた想い
ソース・プリンシプルの考案者のピーター(Peter Koenig)による、「ソースという言葉の由来」
『Work with Source』のサブタイトルである「Realise Big Ideas, Organise For Emergence And Work Artfully With Money」の「“Big Ideas” に込めた想い」&「Big Ideas と ”強い利己的な思い” のヘルシーな関係 」
「”組織”のエボリューショナリーパーパスとソース」
「ソース・プリンシプルの最も重要な考え〜誰もが自分の人生のソースであるということ〜」
「組織パーパスや組織ビジョンという概念は無く、ソース個人のパーパスやビジョンとして捉えている」
「スペシフィックソースの間で順番はあるのか?国で分けているのか?」
「スペシフィックソース間で対立した時にはどうするのか?」
「ソースとは特権的なものではない~人は生まれながらのソース」
「ミッション、ビジョン、パーパスの違い」&「ティール組織との違い」
「ソースの継承~儀式や任命ではなくFall in Love」
「ソースの継承で儀式は不可欠ではない」
「ソースを”経営者(CEO)の役割”として捉えていない」
「ティール組織への『共感点』と『ユニークさ(異なるところ)』」
「”組織のパーパスは何から生まれてくるのか?” 両極性と探究」