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ソース・プリンシプル理解の大前提【その7】ピーターやトムから学ぶ ソース・プリンシプルの深淵3

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「ミッション、ビジョン、パーパスの違い」&「ティール組織との違い」〜

ソース・プリンシプル(ソース原理)の考案者のピーターやトムとの繋がりは、JUNKANについて、深い共感を彼らが持ってくれていることが根底にあります。そのことが、僕自身が彼らのスペシフィックソース(サブソース)としても活動することや彼らを応援したいと思うきっかけでした。

今回はピーターやトムに「ミッションやパーパスについて、ソースプリンシプルでは、どう捉えているのか?」について質問をした時の2つの対話になります。ソースプリンシプルでは、ミッションやパーパスという言葉が、ピーターやトムから出てこないため、関連性が気になったためです。

トムはフレデリックとの対話をもとに、フレデリックが言う「エボリューショナリーパーパス(邦訳:存在目的)」との違いを伝えてくれました。両者の相違点については、僕は、まずは味わい尽くすことを大切にしています。
無理に統合をせずに、健全にそれら自身として学ぶことが、結果的に、ROとソースプリンシプルの僕の学びをさらに深めていくことに繋がると感じているためです。

【対話①:ミッションとビジョンの違い】~「時間の制限の有無」と「共有可能性の違い」〜

史郎:「ピーター、ミッションとビジョンの違いについては、ピーターはどのように捉えているの?」

ピーター:「しろう、そうだね。ミッションは “時間の制限があるもの”と捉えているよ。だから、共有することが比較的容易だと思っている」

史郎:「なるほど。しっかりと分けて捉えているんだね」

ピーター:「そうなんだ」

ピーター:「一方で、ソースプリンシプルで言うビジョンについては、“時間の制限が無くて”、”常に流れているもの”という意味合いで使っているよ」

史郎:「ソースが常に宇宙と繋がって、ビジョンが更新され続けているという感覚だよね」

ピーター:「そうなんだ。だからミッションと違って、人と共有することが難しいものなんだ。ソースだけが掴んでいるものなんだ」

史郎:「”ソースだけが掴んでいる” と同時に “誰もが人生のソースである“からこそ、”ソースをリスペクトする”と同時に、一緒に活動している仲間たちを従属させようと執着するのではなくて、”仲間たちが人生のソースであること”もリスペクトする姿勢が大切なんだね」

ピーター:「そうなんだ」

【対話②:ティール組織のパーパスとの違いは?】~組織のパーパスではなく、私のパーパス(My purpose)~

史郎:「トム、ソースプリンシプルで言うビジョンと、フレデリックがRO(Reinvenitng Organizations:組織の再発明)(邦訳:ティール組織)で伝えてくれているエボリューショナリーパーパス(邦訳:存在目的)とは、どう違うとトムの視点では考えているの?」

トム:「フレデリックとじっくり対話をした時の内容をもとに伝えるね。まず、ソースプリンシプルで言うビジョンとは、“個人の心の中にある、世の中に何かを創造したり、世の中の何かに変化をもたらすようなアイデア”であり、WHATに該当しているんだ。そして、バリューとは、“ビジョンの根底にある長期的なもの”であり、もう、それ以上、深い理由が出てこない底にあるもの。その次の言葉が出てこないものなんだ。それを、ソースプリンシプルでのバリュー(WHY)と考えている」

トム:「このことを前提にすると、一般的にパーパスという言葉で表現されていることはWHYに該当することが多いと感じるので、あえて言うとすれば、バリュー(WHY)がパーパスに該当すると言える。ビジョンも近しいけど、完璧な表現ではない。ただ、僕はパーパスをビジョンかバリュー、どちらで表現するかというテーマよりは、次のことが、最も重要だと思っている」

トム:「それは、もし、誰かがソースプリンシプルにおいて、パーパスという言葉を使いたい場合には、組織のパーパスではなく、”My purpose” つまり”個人のパーパス”として、パーパスというものを扱ってほしいということなんだ。”組織のパーパス”が何かではなく、“自分のパーパスが何か?” や “イニシアティブのソースのパーパスは何か?”に焦点を当てて欲しい。ここは、フレデリックのRO(邦訳:ティール組織)との大きな違いであるため、混在しないで欲しいんだ」

トム:「理由はピーターも伝えているように、ソースプリンシプルでは、”誰もがソースである”ということを軸に、組織を物体や形あるものとして捉えておらずに、プロセスとして捉えているため、組織という概念自体をそもそも採用していないからなんだ。もちろん、ソースプリンシプルというレンズを使う場合はね」

史郎:「トム、ありがとう。よく分かりました」

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以上の対話は、僕にとって、ソースプリンシプルへの学びをさらに発酵してくれましたし、これまでのレンズを健全に問い、レンズを増やす機会にもなりました。

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