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テレワークで従来型のコミュニケーションができなくなり、タスクやプロジェクトをもとに仕事が進む中、組織やチームのベクトル合わせが難しくなる状況があります。このような状況下では、組織の循環悪化を緩和することが必要です。私達、Natural Organizations Lab株式会社(以下、NOL)では、『循環の良い組織』を育む「循環経営」への支援をしてきました。例えば「循環が悪い」状態は、事業や組織に関する情報が滞留し、メンバーの意見、感情も十分に聴かれなくなる状態を示しています。
Withコロナ時代となり、テレワークも当たり前になる中、経営方法を変えることができずに、組織の「循環」の悪さが高まることを懸念しています。「循環経営」では、自然の畑づくりから学ぶ、リアルな循環経験に基づいて、経営を行っていきます。今回の動画シリーズでは、循環経営におけるホラクラシー(以下、循環ホラクラシー)に焦点を当て、入門・基礎・実践編という3編に分けてお伝えしていきます。また、これまで、NOLで培ってきた「智慧と経験のおすそ分け動画」もありますので、ぜひ、楽しんでもらえたら嬉しいです。
「なぜ、自然の森や山は循環が良いのに、組織は循環が悪くなっていくのか?」。この問いが私たち、NOLの根幹にあります。私たちは循環経営の支援と共に、森や山を真似た「自然の循環畑作り」の支援も行っています。
自然の畑(循環畑)では、「人が手を掛け過ぎないこと」、「野菜を育てるのではなく、野菜が育つ環境をつくること」、「人以外の虫、雑草、微生物の『いのちの循環』の重要性」を頭ではなく、身体を通じて学ぶことができます。「経済的な循環」だけではなく「いのちの喜びの循環」を土台にする経営が増えて欲しいという想いは、ウィルスとの共存社会を目の当たりにして、ますます強くなっています。
「いのちの循環」は身体で感じるものであるため、リアルな自然の畑(循環畑)をつくり、直観的な観察(ぼぉ~と観る)を行い、育った野菜を頂き、種を繋ぐことを日常にすることで、初めて、身体に循環エネルギーが宿ってきます。あるいは、思い出すような感覚に近いかもしれません。循環エネルギーが宿った状態で、経営や世界を見たときに心に湧いてくる「違和感、矛盾、葛藤、叫び、願い、喜び、希望」。
これらを大切にして、循環の良い経営を実現していきます。これを私たちは「循環経営」と呼んでいます。 循環経営は、“いのちの循環”という「世界観」と、“循環畑”を行うという「プラクティス(実践)」から成っています。共通のプラクティスである「循環畑」を除くと、具体的な手法レベルでの決まりは必要ありません。循環畑を通じて「身体と心と頭が循環する」という「いのちの循環」が身体的に分かち合えるため、方法については各社の文脈に合わせて生まれ、進化し続けていくのが自然です。
方法の道具箱としては、すでに『ティール組織』や『ホラクラシー』等、素晴らしいアイデアに私たちはアクセスできます。逆を言うと、いくら素晴らしい方法でも、機械的な世界観で使うと、いのちのエネルギーが湧きあがらない、生産性や効率性といった価値観が支配的な環境が生まれてきます。これでは、いくらガバナンスや仕組みが変わっても、本質的には現代社会と同じであり、人類としての進歩が感じられないのではと危惧しています。
今、この瞬間、私たち人類は分岐点に来ているのだと思っています。
社会が揺らぐ時、それは、私たち一人一人が異なる選択肢を選ぶチャンスでもあるのです。循環経営は、日本の気候と特有の文化から生まれた世界観であり、経営のあり方です。ぜひ、共に実践して参りましょう。
循環ホラクラシーとは、循環経営において、ホラクラシーを循環を良くするために、手段として活用することを指しています。循環ホラクラシーでは、身近な「いのち」をつなぐ共通の身体的経験を土台にするため、自然の畑づくりから始めます。次に、「心の循環」を高めるため、組織目的と共鳴できる土台を作ります。
さらに、「頭の循環」を高めるため、組織目的を実現する役割(以下、ロール)に権限と責任を置き、情報の透明化を実施。経営者もロール担当となり、ロール同士が協力して進めます。次第にリーダー依存型からロール協力型に移行します。
ホラクラシーとは、米国のホラクラシー・ワン社のブライアン・ロバートソン氏、トム・トミソン氏が2007年に開発した役職階層型組織に変わる新しい組織デザインの方法です。組織を機械的に捉えるのではなく、生命体的に捉える考え方に基づいています。権限を経営層や管理職に集中させるのではなく、広く組織全体に分配し、組織の進化する目的(パーパス)と全ての業務が繋がった状態のまま、メンバーが自主的に活動でき、『循環の良い組織』を実現できるという特徴があります。世界で約1,000社が使っていて、IT、ECに加えて、金融機関や公的機関でも活用されています。オンラインベースで運用できることもテレワーク下においては利点です。ホラクラシーの概要、メリット・デメリット、事例等は、こちらの記事の記事をご参照下さい
当社、Natural Organizations Lab㈱では、代表の吉原が2015年からティール組織の原著『Reinventing Organizations(フレデリック・ラルー)』を要約して以降、著者のフレデリック・ラルー氏とも親交を深めながら、ティール組織を実践探求して参りました。日本において、ティール組織の土台となる取り組みを拙著『実務でつかむ!ティール組織(大和出版)』にて取り上げさせていただきました。ティール組織の概要については、こちらの記事をご参照下さい。ティール組織は生命体的な世界観であり、100社100通りとなり、ホラクラシーはその中の1つの方法になります。
ホラクラシーについても、2016年から実践し始め、代表の吉原がホラクラシー・ワン社から日本で初めての認定コーチの資格を受けました。現在、国内唯一の認定コーチとなります。NOLでは、上記の経験をもとに、日本において、「ティール組織やホラクラシー」に興味のある経営者向けに経営支援を行っています。ホラクラシーは方法論として確立しながらも、2020年に認定コーチコミュニティーにおいて、進化が始まり、大きな質的変化を迎えました。
当社では、そうした質的変化を踏まえ、さらに、循環を高めるための独自の工夫を加えた、「循環ホラクラシー」を豊富な実務経験に基づき、皆さまにもお伝えすることが必要と考え、今回の動画シリーズの開催となりました。また、当社では、今夏からホラクラシー・ワン社が培った知見をご提供する、アジア初のエージェント「ホラクラシー・ジャパン」を設立予定でおります。本動画シリーズも、その活動の一環となります。
NOLが積み重ねてきた智慧と経験を集積した、おすそわけ動画!
NOLの使う言葉である循環をお伝えします。
「循環畑から感じる『いのちの循環』」 開始時
「いのちが循環する社会『循環社会』に向けて」4分23秒
「循環経営 『なぜ、組織の循環は悪くなるのか?』」11分37秒
「循環経営における『三大循環』」21分57秒
「テレワーク下における循環の悪化構造」26分54秒
「循環経営におけるホラクラシーの活用(循環ホラクラシー)」31分57秒
「循環経営の全体像」39分14秒
① 循環畑から感じる『いのちの循環』
実際に自然の循環畑を見て、「循環」を感じて頂けます
② いのちが循環する社会『循環社会』に向けて
NOLが実現したい社会についてお伝えしています
③ なぜ、組織の循環は悪くなるのか?
「循環の四象限」というフレームをご紹介しています
④ 循環経営における『三大循環』
循環経営でのポイントである「身体の循環」「心の循環」「頭の循環」についてお伝えします
⑤ テレワーク下における循環の悪化構造
「身体」と「心」の繋がり低下への対応と「頭」に該当する情報や業務プロセスの透明化も進めることが必要です
⑥ 循環経営におけるホラクラシーの活用
テレワーク下で生まれているプラスの変化に繋げていくのが得策です
⑦ 循環経営の全体像
循環経営のロードマップをお伝えします
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下記の例は組織の循環不良が起こっている例です。
「リーダー依存型」から「自律分散型」組織に移行したいのだが、方法が分からない
目標達成型、狩猟型組織に疲れ、人が尊重される組織作りを模索しているが、手段について悩んでいる
自律分散型組織に移行しつつ、組織の文化を「共有」する方法が分からない
経営者や役職者、管理職が前に出ていかなければ、組織として動き出さない(コロナへの対策の時も役職者が前面に出ていかざるを得なかった)
権限委譲はされているが、合意形成に時間がかかり、チームが疲弊してしまっている
結局、最終的には鶴の一声で物事が決定してしまう状況に疲れている
アイデアや妄想、現状への違和感を出しにくい雰囲気や文化が生まれてしまっている
情報や意思決定権限の偏りから、社内政治が生まれ、無駄な仕事が生まれている
ホラクラシーを「生命体的」な世界観というよりは、「機械的」な世界観で捉えて実践しているため、メンバーから違和感が生まれてきている
ホラクラシーを実践しているが、「ロールと人の分離という誤解」から関係性や個人の痛みが増してしまった
入門編は、循環経営で基本となる2つのこと(「心の循環の基本」と「頭の循環の基本」)をお伝えします。10月から入門編の提供を開始します。また、入門編以降は、基礎編・実践編を配信予定です。ホラクラシーについて、日本唯一の認定ホラクラシーコーチの経験に基づいた「正しい情報」を得られます。
目的:循環経営の全体像を知り、基本を押さえる
目的:循環ホラクラシーのための土台づくり
目的:循環ホラクラシーの段階別活用
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3,000円(税別)/会員2021年3月末日まで視聴可能。動画ご視聴時の通信料金は別途ご負担となります。※基礎編、実践編の詳細(内容・価格など)は入門編を受講された方にご案内させていただきます。
基礎編では循環畑を実際につくり、その後、毎月畑に行く時間を取っていきます。場所は各社さんの状況に応じて決定します。ある会社さんでは、会社の研修施設横のスペースで循環畑を作りました。また、経営者さんが市民農園を借りて、有志メンバーと取り組む会社さんもあります。
Q入門編の動画コンテンツは何分くらいですか?
A60分程度を目安にしています。盛り上がって長くなる場合はご容赦下さい。
Q入門編の動画コンテンツはどのように試聴すればいいですか?
Aストリーミング試聴となります。入門編提供の準備が整い次第、メルマガ内でお知らせさせて頂きます。
Q入門編の動画コンテンツの請求タイミングは?
Aメルマガ内でお知らせする申込ページ(Peatixを予定)にて、お申込み時にクレジットカードにてお支払い下さい。一括支払いのみとなります。
Q入門編の動画コンテンツは1つのIDで複数名使えますか?
A使えないです。利用する方全員に会員登録をしていただき、動画の試聴購入をして頂きます。利用規約において、社内でも社外でも第三者に動画試聴をさせることは禁止させて頂いています。チームで使う場合には、チームメンバー全員に購入していただく形になります。
Q入門編の動画コンテンツを社外向けに営利目的で使えますか?
A営利目的、及び非営利であっても、社外への流出は禁止しています。申込画面に出てくる「申込規約」の「著作物等」をご確認ください。
Q入門編の動画コンテンツの解約は?
A申し込み時の一括支払いのため、解約はお受けしておりません。
Q基礎編・実践編のコンテンツは?
A基礎編として「循環ホラクラシーのための土台づくり」に関する動画提供&個別支援を予定しています。循環ホラクラシーを行う上で必須となる土台づくりを目的としています。また、実践編として「循環ホラクラシーの段階別活用」に関する動画提供&個別支援を予定しています。ホラクラシー憲法5.0に基づいて、段階別に実務で活用していきます。
Q実践編の続きは?
A「循環経営に関する実践者向けコミュニティー」にご参加いただけます。こちらでは毎月、循環経営に関するコミュニティー向けセミナーを開催します。「ホラクラシー、インテグラル理論、成人発達理論、ティール組織、NVC、ソマティックエクスピアリエンス、ナラティブセラピー、プロセスワーク、システムコーチング等」、循環経営の実現にとって、有益な最新情報のご提供や実践のツボ等を講師の方をお招きしながらお伝えしていきます。
日本初&唯一の認定Holacracy(ホラクラシー)コーチ。神戸大学経営学部卒業。2006年証券会社に入社、投資経験を経て、2007年リサ・ パートナーズに入社。大規模リゾートホテルの事業再生業務の経営に総支配人として従事 。2011年三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社。組織開発を通じての経営支援に従事。2017年にNatural Organizations Lab 株式会社創業。自然の循環を軸にした経営の支援に取り組む。
著書『実務でつかむ!ティール組織』(大和出版2018年)。
共訳書『自主経営組織のはじめ方』(英治出版2019年)
「実務とつなげる経営の新潮流」にて、経営に関するレポートを見てもらえます。